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活動レポート イギリス英語研修 II
本当にここで生活しているんだなと実感することができた。

回のイギリス英語研修は私にとって初めての経験で、今まで体験したことのない出来事の連続でした。

イギリスに行く前の私は、日本国内で外国人を見るだけで「外国人と話すことなんてできるのかなあ?」期待よりむしろ不安の方が大きかったようです。また、異国の人々と会話する他に生活習慣、文化、気候、時差、日本とはあらゆる面で異なることばかりで、それが私を一層不安にさせたようだった。
  そんなたくさんの不安と少しの期待を胸に抱えながら渡英した私でしたが、予想以上に楽しめたし、もっと長い期間滞在したいという気持ちが強くなっていった。

かに言葉の壁は厚かったものの、話し手の目、ジェスチャーを見たりして何とか理解できる部分も要所要所あった。
  「なんとかして、相手の言っていることを理解したい」という姿勢が伝わったのか、向こうの人たちは話せない、聞き取ることが下手な私にでも積極的に話しかけてくれたことに感謝せずにはいられなかった。特に、ホストマザーは真剣に話を聞いてくれたり、一緒にテレビを見て話したりと積極的にコミュニケーションを取ってくれた。着いた早々にも笑顔で答えてくれて私自身かなり緊張の糸がとれたのを今でもはっきりと覚えている。

ストファミリーの家には、私の他に4人の留学生がいて、毎日楽しく過ごすことができた。アフリカ、エジプト、ヴェネズェラなど様々な国からイギリスに来ていた。
  彼らとはお互い自国の言葉を教えあったり、夕食を一緒に食べたり、特に夕食を食べた後、家族と留学生のみんなでお茶を飲みながら色々会話をした時なんかは本当に楽しかった。私はその時に様々な国の文化や習慣に触れることが出来た。日本以外の国についてはあまり興味を持っていなかった私だが、異文化について勉強することも大切だと実感させられた。

 実際、留学生のみんなは日本のことについてよく知っていた。私自身とてもうれしくなり「これが逆の立場だったら相手もすごく嬉しいんだろうな・・」と自分の異国に対する知識のなさを痛感し、異国に対する意識を強めることもこれから必要になってくると思うようになり、自分自身良い刺激を受けた。

クラスメイトと

校でも友達が沢山できた。
  サウスボーンスクールには様々な国から生徒が来ていた。イタリア、クェート、サウジアラビア、エジプト、オーストリア、チリ、シリア、中国など、アジア、ヨーロッパ、中東、南米、学校の中は異国の様々な雰囲気が流れていた。休み時間になると足早に食堂に向かう生徒、授業が始まったのにも関わらず食堂で買ったケーキを教室内で食べている生徒、それを見て笑っている先生。それぞれの個性が学校の中には溢れていてとても和やかだったし、私自身クラスに溶け込むのにも時間はかからなかった。

 先生方はとても親切で、解らない単語があって辞書を使おうとした私に身振り手振りで丁寧に単語の意味を解説してくれたことも忘れられないエピソードです。
  そして授業の時は「必ず隣の席の生徒と机を並べ、一緒に考えなさい」と言われたことも印象に残っている。実際、私はそれで隣の席の人と最後まで仲良くすることができた。学校側は英語の勉強だけでなく生徒の交流までも視野に入れているようだ。

ボーマンス市内で

は3週間このような素晴らしい環境の中で生活を送ることができた。楽しめたのは私一人の力ではなく、学校の友達、先生、ホストファミリー、そして今回の留学のお世話をしてくださった方々の協力あってこその結果だと思っています。本当にありがとうございました。
大学在籍中に、これといったことをしていなかった私ですが、ようやく充実したことの達成感を久々に味わうことができ、それと同時に新たな目標もできました。それは私自身が今よりも英語が話せるようになって、そしてもう一度サウスボーンスクールで英語を勉強することです。そのことはホストマザー、先生にも伝えてきました。
  そして学校で知り合った友達もこれから仲良く、大切にしていきたい。今でもホストファミリーに電話をしたり、友達にメールを送ったりと交流を続けている。私は世界に友達を持つことができたことを嬉しく、また光栄に思っているし、彼らと話すためには当たり前のことだが、英語が必須となってくる。これほど英語が必要だと感じたことは、今までなかった。
  今度行く時は、今より色々な表現が使えるようになって、また異国の知識を頭に入れて望みたいと思っています。(千葉県在住 石毛くん)

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