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活動レポート オーストラリア・生活文化体験
私にとって今回の春休みはとても貴重な体験となりました。

まれて初めてのホームステイ。はじめはもちろん不安で一杯でした。相手が何を言っているのか全く理解することができませんでした。自分が質問をしても返事の内容が分からず大変でしたが、そんな私達日本人をホストファミリーは大切にしてくれました。

毎朝7時起床。10時消灯。規則正しい生活でした。宿題をする時間をつくるのに苦労した日もありました。毎日帰宅すると「何がしたい?」「何か飲む?」と必ず聞いてくれました。私達に、とても気を使ってくれて、嬉しかったです。

 イースターホリデー中は日本人の友達に会えなくて悲しかったです。その話をホストシスターにすると、「大丈夫?」ととても心配してくれました。しかし、日に日に英語力もアップしていき会話がはずむこともあり、楽しかったです。ホストファミリーは私達のために毎日楽しいプランを考えていてくれました。乳しぼりに行ったり、ドライブをしたりしました。時には、私達から「〜に連れていって」とお願いしたりもしました。わがままもたくさん聞いてもらったと思います。毎晩ホストマザーは料理を作る前に「〜は好き?」と聞いてくれました。嫌いな物があったら違うものを代用してくれることもありました。食事の量はとても多くお腹が痛くなったりもしましたが、ホストマザーは「無理しないで残していいよ」と優しく言ってくれたので気を楽にして食事をすることができました。

 4日間という短い期間の学校体験では、日本語を勉強している子、障害をもった子達と遊びました。4校とも特徴があって、とても面白かったです。日本に比べ学校はとてもカラフルでかわいらしかったのが全校の共通点だと思います。ある学校では数学の時間は問題集を解くだけ。その上、席を立ち友達と会話もしていて驚きました。
また、学校内に生徒達がつくった日本庭園があるところもあり、とても嬉しかったです。少人数の学校から多人数の学校までいろいろな学校を体験できてよかったです。また、帰国後には学校でできた友達からメールが届いており、とても嬉しかったです。

ホストスチューデントと

終日には日本料理を作りました。その時にはとても喜んでくれましたが、口に合わないもの(例:お味噌汁)があったようで無理してめしあがってくれました。日本料理の内容も、もっと良く考えて作ればよかったと反省しています。写真などももっとたくさん持っていったらよかったと思いました。ホストファミリーは英語が通じない私達にとても優しくしてくれました。私達が理解するまで何度でも説明をしてくれました。特に、悩みなどもなく楽しく生活できましが、兄妹でケンカをしているとき、叱られているときなどはどうしたらよいのかわからず悩みました。そんな時、日本人の子と相談したりできました。一人でホームステイするのは私にはまだ早いなと実感しました。

 この春休みは、英語の他にもいろいろなことを学んだと思います。海外の人のマナー、コミュニケーションのとり方なども身に付けることができたと思います。今回のホームステイを通して自分がまだまだ英語力がないことを改めて実感しました。そして、英語の勉強をがんばろうという決意が強められたと思います。私にとってとてもよい刺激となりました。途中、いろいろとトラブルがありましたが日本人・オーストラリア人関係なくみんなとてもよい思い出を作ることができたと思います。


回のこの体験をきっかけに新しい目標を作りそれに向かってがんばろうと思っています。これからの時代、英語が話せるのは普通だというようになっていくと思います。まずは、普通というのをクリアにして次はまた違う国の言葉を学び、世界中の人々とお友達になりたいという一つの大きな大きな目標もできました。今年の春休みはだらだらした日々ではなく充実したものになりよかったです。これからも今回の体験を十分に生かしてがんばりたいと思います。

 今は、このホームステイの事業に関わった人達への感謝の気持ちで一杯です。
本当にありがとうございました。(愛知県在住 篠田さん)

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