ぼくはこの研修で多くの体験をして、多くのことを学ぶことができたと思います。日本では考えられないことや、まったく違う常識など驚くことが多くありました。でも最初は不安でとても心配でした。英語はちゃんと通じるだろうか、友達ができるだろうか、人に迷惑をかけてしまうのだろうか、等々変なことまで心配していました。なぜならこれが自分にとって初めての外国であり、初めて自分の英語を日本人以外に使う、というとても大きなことだったからです。特にぼくにとって英語とは、はっきり言って苦手な教科です。なのでもし英語が通じなかったらどうやってコミュニケーションをとればいいのかとずっと困っていました。

しかし実際は自分の下手な英語も、イギリスの人に分かってもらえました。ぼくの英語の先生は、「英語は話してこそ意味がある。」と言っていましたが本当にその通りでした。ぼくの言ってることが分かってもらえても、向こうの人が言っていることを聞き取ることの方が何倍も大変だし、知らない単語がたくさん出てきます。日本人の英語とは比べ物にならないと思いました。ホストファミリーの人にはゆっくり話してもらうように言ったし、サウスボーンスクールの授業では辞書は欠かせませんでした。改めて自分の英語力のなさを実感できました。もっと英語の勉強をしなければいけないと思いました。しかし、あまり聞き取ることができなくてもアクティビティー等は楽しくできました。公園に行ってサッカーやテニスをしたり、ボーリング等をやりましたが、一番おもしろいと思ったのは、水泳でした。

最後にぼくはこの研修に参加して本当に良かったと思います。自分の周りはまったく知らない人ばかりなのに英語という一つの言葉で友達になれたり、道を聞いたりすることができるということに本当に感動しました。そしてこの研修で体験したことや、知り合った人達のことを絶対忘れません。本当にいい経験ができてよかったです。（静岡県在住　青島くん）